薬の情報について思うこと
専門情報の中で薬剤情報は比較的ネット上に出回る量が多い、もちろんでたらめ記事なども多いが、医療従事者であればある程度の目星はつくだろう。
薬剤師の国家試験の勉強をやっていた時に感じたことだが、情報はあふれているが、実際に問題を解く、あるいは文章にして人に説明するという経験がないと、せっかくの情報もすぐに忘れていってしまう。
ブログ上で学んだことを書いていくのも有効だし、問題の形にして問題集みたいなものを作るのもいいかなと思っている。
失敗の形
僕の大阪暮らしは退職という結末で終わったわけだが、どのようなことが一番の問題だっただろうか。
実験してデータを所得する仕事をしていた。予想外のことが起こった時、対処方法が分からない出来事が起こった時、ミスをしたとき、いたずらに時間を消費し、対処をしないまま問題を抱え続けた。次第にメンタルヘルスを損なうようになり、周囲の人から孤立していった。その結果、何事も後ろ向きにしか考えることができなくなり、休みの日も何もできない状態が続くようになった。 小さな問題は小さなうちに解決すべきだがそれが出来なかった。
仕事上で爆弾を抱えるという言い方をするが、その状態が常態化し脳内の大半がその爆弾に支配されがら生活することになる。
大阪暮らし
大阪に初めて行ったとき、新たに出会う人達に対してワクワクしていた。僕を受け容れてくれる人も何人かいたし、初めて友達と呼べる関係を人と構築することができたような気がする。しかし人から逃げる癖は治らなかった。好意を持って近づいてきた人から露骨に逃げるような行為を繰り返した。毎日寂しい気持ちで過ごしているのに、そのことからずっと目をそらし続けて誰とも繋がることができなかった。これが僕の大阪暮らしの顛末で、社会性に問題を抱えている自分を浮きぼりにすることになった。 めんどくさいとか決められないといったことで色々な機会を逃してここまで来たような気がする。先輩に言われていたのに、引っ越しをするとき年賀状の住所を送らなかったのはなんでだろう。近づいてきてくれた人にわざと関心がないような態度をとったのはなんでだろう。どうせ自分は受け入れられないと考えることで、自分自身が傷つかないようにすることを繰り返していた。そうやってどんどん苦しい状態を作りだしてはいなかったか。 きっと行動量が全く足りていないのだろう。 いろいろなところに顔を出したらいいのだろうか? トライアンドエラーが足りないと思う。大阪にいようと、神奈川にいようと何も変わらない、どうやって社会性を保っていけばいいのかよくわからない。